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医療統計学:用語集あ行
医療統計学、医療経済学、数学のつぼをたとえ話でわかりやすく解説
運営者の20年以上にわたる医療統計学のノウハウを満載
ACF 自己相関関数の略語
ADF検定 拡張デイソキー=フラー検定の略語
AH対立仮説の略語
Al人工知能の略語
AIC規準.カテゴリーデータに対しては ,G2 - 2v を最小にするモデルを選択するということになる.ここで G2 は尤度比適合度統計量で, u はそのモデルに 関連した自由度である.もう 1 つの規準はベイズ情報量規準で, G2 -vlnn を最小化し , 通常, より単純なモデルを選択する .ここで ln は*自然対数, n は*標本の大きさである.ベイズ情報量規準はシュワルツ規準とも呼ばれる.
3 つ目の規準は, ハナン=クイン規準であり, これは G2-2v ln (ln n) を最小化するものである.マローズの Gp や逐次選択法も参照.
アウトカム ある事象を観察したときに最終的に見られる結果
アルゴリズム 数学的、計算上の問題に対し解を得るための一連の手順
一変量データ 1人の被験者または患者について、測定項目が1つのデータ
一様分布 定義された区間で等しい確率をもつ確率密度関数
一般化線形モデル 分散分析、回帰分析などをモデル化する方法の理論的枠組み
因果関係 原因とそれが引き起こす効果との関係
因子 応答変数の変動の原因と考えられる属性変数(説明変数)
因子分析 観測された変数を観測できない潜在変数によって説明する手法
ウィルコキソンの符号付き順位検定 対応のある標本を用いて、その差の絶対値の大きさにより順位をつけれ、その順位に正負の符号を付ける。検定統計量は正の順位の和となる
後ろ向き研究 研究の終了後に、時間を逆に戻って行う研究。一般に症例―対照研究を指す。
打ち切りデータ 標本値がある特定の値より大きいか小さいため記録されないデータ
影響 推定された回帰パラメータに対する各観測値の効果
エキスパートシステム 専門家の問題解決行動を模擬するように設計されたプログラム
エビデンスに基づく医療 個々の患者治療の意思決定において、現在得られる最良の証拠を良心的、明示的、かつ思慮深く使用すること
エフェクトサイズ 臨床試験で見出された治療の差の推定量 平均値の差やオッズ比など
エンドポイント 医学的研究対象となる個人に関し明確に定義された結果あるいは事象
エントロピー あるシステムによって受け取られたり送り出されたりする情報量の尺度
横断研究 反応変数と説明変数の関係を、ある特定の母集団について特定の時点で解析する研究
オッカムのかみそり あることを説明するために、必要以上に仮説を立ててはいけないこと
オッズ 2値変数がそれぞれの値をとる確率の比 例えばある治療を行ったときに、改善する確率としない確率との比
オッズ比 2つのオッズの比 例えばある事象に対する男性のオッズと同じ事象に対する女性のオッズ比
オープンラベル試験 患者、研究者、関連のスタッフ全員が患者がどんな治療を受けているかを知っている状況で行われる臨床試験
オペレーションズリサーチ 科学的な手法を、組織のトップや行政機関が遭遇している問題へ適用するための研究
重み付き最小2乗法 応答変数とモデルに基づく予測値との差の重み付き2乗和が最小になるように推定量を求める方法