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医療統計学的思考:インターネットでの学習の可能性と限界
医療統計学、医療経済学、数学のつぼをたとえ話でわかりやすく解説 運営者の20年以上にわたる医療統計学のノウハウを満載
医療統計学的思考:インターネットでの学習の可能性と限界
医療に従事される皆さんは、日常診療をはじめとする多忙な業務のゆえまとまった勉強時間がなかなかとれないのが現状かと思います。
一方でスマートフォンというとても便利なものが普及したおかげで、ちょっとした疑問であれば移動中の数分間でサッとインターネット検索をして瞬時に疑問が氷解し、重い教科書を常に携帯する必要すらなくなったわけです。
隙間時間に 勉強しやすくなったという意味では大変いい世の中になったのです。
しかし、インターネット検索で理解できるものの多くは断片的な知識です。
とりわけ、医療統計学は体系的かつ有機的な理解を必要とするものです。
例えば、「独立2群の差の検定の結果有意差がある」と、「独立2群の差の信頼区間がゼロを横切らない」は全く同じ意味でこれらは有機的に理解する必要があるわけです。
これをネット検索で、「有意差検定」と「信頼区間」をそれぞれ別々に検索してそれぞれ別個に勉強し理解するというのは、勉強方法としては効率が悪いのです。
このように体系的有機的理解を必要とするものについては、ネットよりは書籍で学習したほうがよいといえます。
では現在市販されている多くの医療統計学の書籍はどうでしょう。
中を見てみると、医療の解説が十分でなく、主に統計学の手法の解説に走っている書籍が多い傾向にあります。
本来、医療統計学とは、医療の背景の理解が大前提にあって、それに統計学の手法をどうあてはめるかが大切です。
したがって、医療統計学は医療と統計学の両方に長期間携わった人物が解説するのが一番良いと考えられます。
本サイト運営者であります小職は1993年に東京大学で医学博士を取得し、以来今日まで20年以上にわたり医療の世界と医療統計学に携わって参りました。
とは言っても医師としてではなく、民間企業のスタッフとしてであります。そしてこれまで、様々な専門領域の業務に取り組んでまいりました。
一番長い経験が脳神経領域ですが、それ以外にも、癌、消化器疾患、不妊症、夜尿症、糖尿病など、非臨床研究、臨床研究を含めて幅広い領域で統計学を利用してきました。
英国の創薬研究所勤務時には、薬物動態のモデリング/シミュレーションや、工学系で使う機械学習などのツールの応 用なども手がけて参りました。
医療統計学は、本来医療の実践の中で意味をもつ学問なので、数理統計学の専門家から学ぶよりは、私のように医療の現場にどっぷり?かり、統計処理の問題に苦心惨?しながら解決してきた人から学ぶほうが絶対に良いはずです。
車の運転は自動車メーカーの人に教えてもらうよりは豊富な運転経験をもつ教習所の先生から学んだほうがいいのと同じです。
特に医療の視点から統計学を学びたい方は、是非小職の運営する本サイトにおつきあい頂けると幸甚です。
もっと勉強したい方は⇒統計学入門セミナー