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医療統計学:のべ人数の計算
医療統計学、医療経済学、数学のつぼをたとえ話でわかりやすく解説
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のべ人数の計算
2014年4月、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを合わせた入園者がついに通算6億人を突破したというニュースが流れました。
単純に計算すると、赤ちゃんからお年寄りまで日本人全員が約5回訪れたということになります。
さすがは、世界で最も成功しているテーマパークをいわれるゆえんです。
ところで、この「6億人」という数字は、もちろん「のべ人数」を意味しています。
テーマパークや何日間かにわたって開催されるイベントなどの入場者数は、リピーターの数を含めた「のべ」の数字でカウントされるのが普通です。
こののべ人数というのはカウントするのは簡単ですが、割り出すのではちょっとしたテクニックが必要です。
たとえば、仕事を1日で終えるためには何人のスタッフを投入すればいいのかというケースで考えてみましょう。
この仕事は最初3人で取りかかって、8日間で全体の2/3を終えたとします。
ところが、残りの仕事を1日で終えなければならなくなりました。あと何人スタッフを補充すればよいでしょうか。
まず2/3を終えるためには、「3人×8日」で「のべ24人」のスタッフが必要だったことになります。
ここから、その半分にあたる1/3の仕事には「のべ12人」がかかわっていたと見なすことができるわけです。
そして、残っている仕事はあと1/3。しかも、それを1日で終えるのですから必要なスタッフは12人となります。
ただし、12人を補充すればいいと考えるのは早計です。
ここには最初から仕事に携わっていた人も含まれているため、「12人−最初からの3人」という計算を忘れてはいけません。
つまり、実際に補充しなければならないスタッフは「9人」となります。
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