▼▼▼▼▼▼▼▼ ▼▼▼▼▼▼▼▼
お問合せはこちら セミナー詳細こちら
医療統計学における全体像を掴む
医療統計学、医療経済学、数学のつぼをたとえ話でわかりやすく解説
運営者の20年以上にわたる医療統計学のノウハウを満載
医療統計学における全体像を掴む
統計学の全体像を掴んでいると、データの見方考え方もより深くなります。
たとえば、私たちは沢山のデータを要約する統計量として、平均値をよく使います。
特にデータの分布がつりがね型のとき、平均値や標準偏差による表現は非常に有効です、というよりそれによる表現が適切といえます。
しかし、このようなデータの集まりではどうでしょうか。また血圧を例にあげると、
120mmHg, 120mmHg, 120mmHg, 120mmHg, 160mmHg
これらの血圧の平均値は、計算すると、128mmHgです。
しかし、「平均値は128mmHgです」といったところで、あまりピンときませんよね。
これを中央値(メディアン)で表現すると、120mmHg
最頻値(モード)で表現すると、これもまた120mmHg
今回の場合、5個のうち4個は120mmHgであり、1個は外れ値であるというデータの集まりの属性を的確に説明する統計量を用いるのが適切なわけです。
したがって、中央値もしくは最頻値で表現した方が、平均値で表現するよりも良いということになります。
また、データの散らばり具合、歪み、尖りなどを表現する統計量もあります。詳細は後で勉強しますが、
平均値が全て、とは決して思わないでください。
データの集まりを表現する方法は沢山あります。
これから色々な表現方法を勉強して、うまく使い分けられるようにしましょう。
★★統計学目次★★
▼▼▼▼▼▼▼▼ ▼▼▼▼▼▼▼▼
お問合せはこちら セミナー詳細こちら
医療統計学は、自己学習ではどうしても時間がかかってしまい効率悪くなりがちです。本セミナー受講により、医療統計学の理論だけでなく実際の作業をどう進めるかなど、具体的な方法を伝授します。これにより、医療統計学の理解が倍増すること間違いなし!この機会にぜひご活用ください。
医療統計学における全体像を掴む 関連ページ
- 医療統計学の世界へようこそ
- 医療統計学って何?
- 医療統計学において必要な判断
- 医療統計学はなぜ重要か
- 医療統計学はなぜ嫌われるのか
- 医療統計学データのはなし
- 医療統計学における度数分布
- 医療統計学における確率のはなし
- 医療統計学における確率
- 医療統計学における条件付き確率のはなし
- 医療統計学におけるフィッシャーの3原則
- 医療統計学における実験計画法
- 医療統計学における紅茶の実験
- 医療統計学におけるにおける中心極限定理
- 医療統計学における推定と検定
- 医療統計学における予測
- 医療統計学における発想の転換
- IT革命と医療統計学
- 埋もれている医療統計学データ
- 医療統計学の意義
- 医療統計学における測定値についての理解
- 医療統計学における平均と標準偏差を知る
- 医療統計学におけるばらつきを説明する
- 医療統計学においてヒストグラムは優れた武器
- 医療統計学における正規分布の面白い話