医療統計学:全体の推測



全体の推測

 

全体の推測

 

大学入試センター試験の監督を経験しました。

 

センター試験の最後の科目は「公民」でした。

 

この科目を受験する学生は比較的少なく、試験会場は閑散となっていました。

 

             

 

試験会場には約100名分の席がありましたが、そのうち20名しか受験しませんでした。つまり、1/5です。

 

寂しくなった試験会場を眺めながら「全受験生中やはり1/5ぐらいしか受験しないのだろうか?」

 

こう推測するのはとても自然なことです。

 

まさにこの考え方の底には統計の考え方の本質があります。

 

部分的な情報から、全体を推定することは統計学という学問の中心テーマです。



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