医療統計学:分散の計算



分散の計算

 

分散の計算

 

ばらつきの尺度として偏差の2乗の平均、すなわち「分散」を使ってみましょう。

 

実際に計算すると、以下のようになります。

 

             

 

と計算できるわけです。

 

もちろん分散でも、分布のばらつきの程度を表す値として適当ですが、実際には、その平方根を取った値を用いることが多いです。

 

なぜなら、平方根をとることで、平均と次元(ディメンジョン)が一致し、たし算引き算が可能となるからです。

 

この値を「標準偏差」と呼びます。

 

各社の標準偏差の値を計算すると以下のようになります。

 

             

 

ばらつきの度合いは、A社から順に、B、C、D、Eと大きくなっていることが分かります。ただし、C、D、E社にはあまり差がありません。



HOME プロフィール お問い合わせ