医療統計学:平均の求め方



平均の求め方

 

平均の求め方

 

では具体的なデータの「平均」を求めてみましょう。

 

最近は起業家ブームで、学生もコンピューター関連の会社などをどんどん作る時勢となりました。

 

小さな会社とはいえ、金回りのよさそうな学生がここ最近少しずつではありますが増えつつあります。

 

さて、「平均」について話を戻しましょう。

 

ここに社長も含め社員6名の創業間もない小さな会社が5つあるとしましょう。

 

話を簡単にするために、5社とも毎月の純益は180万円。しかもその180万円を6名の社員の月給に分配します。

 

しかし、分配方法は5社とも違って、以下のようになっています。

 

             

 

社員一人の月給の平均を求めると、5社とも全て同じで、180/6=30(万円)になります。

 

しかし、この平均だけでは5社のそれぞれの特徴が全くわかりません。

 

したがって、会社の特徴を表現するには、平均とは別の要約統計量が必要ということになります。



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