医療統計学をわかりやすく解説

統計学セミナー

医療統計学の意義

 

                    医療統計学、医療経済学、数学のつぼをたとえ話でわかりやすく解説

 

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医療統計学の意義

 

             

 


医療統計学がなぜ重要か、それは一言で言えば、

 

医療におけるあらゆる現象を理解し予測する上で重要な学問であるからです。

 

つまり、医療機関でのできごと、ヒトの体に関することなど、医療におけるいろいろな現象を理解し予測するために重要な学問といえます。

 

例えば、あるA病院の認知症外来がどういう患者層かを知る上で個々の患者の年齢は大事です。

 

しかし、いちいち患者一人一人の年齢を、例えば鈴木さんの年齢が70歳、佐藤さんの年齢が65歳、田中さんの年齢が75歳などと読み上げても何の事かわからないでしょう。

 

それよりは、「A病院認知症外来患者の平均年齢は70歳である」と表現するとわかりやすいです。

 

平均という考え方を導入することで、必要な情報が圧縮され端的に表現されます。

 

理解が容易になりコミュニケーションもスムーズになります。

 

このようにデータを要約統計量やグラフ化などにより端的にわかりやすく記述する手法を記述統計といいます。

 

また、35歳のときの血圧が135mmHg、40歳のときの血圧が140mmHgであったとします。

 

このままでいくと45歳では血圧はどうなるであろう、という場合、統計学でいう直線回帰分析という手法を使えば、45歳ではおそらく145mmHgになるであろう、という予測をすることができます。

 

もちろんこれは予測であり、絶対にそうなるという保証はないですが、このように予測することで、40代における生活習慣により注意するようになるわけです。

 

また、新薬の臨床試験では数十人〜数百人のデータで実施し、新薬を世の中に出すわけですが、実際には患者は数十万〜数百万人いたりします。

 

本当に欲しい情報は数十万〜数百万人分の正確な情報ですが、それを得るのは大変だしお金もかかりますから、このように数十人〜数百人のデータ(標本という)を使って未知である数十万〜数百万人のデータ(母集団という)を推測するわけです。

 

このように未知のデータを予測・推測する手法を推測統計といいます。

 

             

 

このように、統計学を理解していると、世の中の現象に対し自身の理解が深まるばかりでなく端的にわかりやすく人に説明できるようになります。

 

また予測により先手を打った賢い行動をとれるようになり、労力と予算を必要最小限にできる、などいいことづくめであり、しっかり勉強しておいて絶対損のない学問なのです。

 

しかしながら、世の中の多くの人は、医療従事者を含め「学位論文を書くために仕方ないから統計学を勉強する」「データを集計し報告書を作成する上で必要だから勉強する」というマインドです。

 

不要であれば出来たら避けたいのです。つまり統計学が嫌い、苦手という人が多いのです。

 

この理由は、多くの場合、入り口の部分でつまずいてしまうことに原因があると思われます。

 

つまり、統計学はとても難しいという先入観が背景にあり、多くの人は出来れば勉強したくない、と尻込みしてしまうのです。

 

統計学の初心者が陥りやすい間違いとして、数理統計学の本から統計学を勉強しようとする点があります。

 

そもそも数理統計学の本を書く人は、統計学の専門家・統計学者であり、統計学の理論に関してはプロフェッショナルです。

 

統計学者の職務は統計学の新しい理論を考案することです。当然ながら複雑な数式の考案とそれを裏付けるためのプログラミング、モデリング/シミュレーションといったといったプロセスを踏むため、素人が分からないのは当然なのです。

 

また、統計学者は研究者であり研究業績が評価されるので、学生に分かりやすい説明ができたところで教授になりやすくなる、といったことがありません。

 

その暇があったら自身の研究に力を入れた方がいい、そういった評価システム上の問題もあります。

 

したがって、初心者は数理統計学の本には手を出さない方がいいのですが、世の中の統計本は数理統計学の本の方が圧倒的に多いため、手を出してしまうのも仕方ないのです。

 

日本で統計学が遅れている原因は他にもたくさんありますが、一番大きな原因はこの入り口のとっつきにくさであり、少なくともこの入り口部分は容易にしておく必要があります。

 

統計学は決して難しい学問ではなく、実生活に即したとてもわかりやすい学問なのです。

 

少なくともそう思い込むことが必要であり、またわかりやすく教える教育環境を充実させることも必要です。

 

統計学がわかるようになるまでの道のりは、それほど長いものではありません。

 

例えば英語がスラスラとしゃべれるようになるのは、レベルにもよるが何年もかかるのが普通です。

 

1年英会話学校に通ってもまともにしゃべれない人がほとんどです。

 

しかし統計学の場合、1年、いや、半年もしっかり勉強すれば、わかるというだけでなく、実際に手持ちのデータをスラスラ解析し、その結果の解釈もできるようになります。

 

是非、臆することなく気軽な気持ちで統計学に臨んでください。

 

繰り返しますが統計学は実生活に即したとてもわかりやすい学問であり、決して難しいものではないのです。

 

もっと勉強したい方は⇒統計学入門セミナー

 

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⇒    測定値についての理解

 


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