医療統計学:エラトステネスの篩



エラトステネスの篩

 

エラトステネスの篩

 

             

 

すでに触れたように、1とその数自身しか約数を持たない数のことを「素数」といいます。

 

1は素数には含みません。

 

この素数を見つける方法としてよく知られているのが、古代ギリシャの数学者エラトステネスが発見した「エラトステネスの篩(ふるい)」です。

 

その名のとおり、数字をふるいにかけて選別していくやり方です。

 

たとえば、1から50までの数字の中から素数を見つけたい場合を考えてみましょう。

 

まず、1から50の数字をすべて書き出して、そこから2以外の偶数、つまり2の倍数をすべて消していきます。

 

次に3以外の3の倍数、5以外の5の倍数、7以外の7の倍数と同じように消していきます。

 

すると、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31、37、41、43、47の数になります。

 

このようにふるいにかければ、どれだけ数字が増えても確実に素数を求めることができます。

 

⇒    倍数の見つけ方



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