ソルバーの威力
マイクロソフト社のエクセルの普及によって、多くの人がスプレッドシートによる計算が可能になり、普通の電卓はもとより関数電卓すらこの世から姿を消すこととなりました。またこのエクセル革命によって、顧客にテンプレートさえ渡せば、必要な数値だけ入力することにより望みの計算結果を得ることができるようになり、業務の効率が格段に向上したのは言うまでもありません。
さらに、実はこれはあまり知られていないのですが、エクセルには驚くべき機能が装備されています。これがアドインにあるソルバーという機能です。エクセルはセルという単位での計算が可能ですが、このソルバーにより、目的とするセルを最大化したり最小化したりすることが、自由自在に出来るようになりました。統計学では、平方和を最小化する(最小2乗法)とか、尤度を最大化する(最尤法)などの手法が非常に有用なのですが、これらは、一昔前までは大型の特殊なコンピューターでしか出来ず、しかも数時間にわたる長い計算時間を必要とするものでした。しかし、昨今では、これは大学の学生がエクセルシートで数秒のうちに出来るようになったわけです。さらにこのソルバーの驚くべきことは、非線形の回帰分析まで出来てしまうという事実です。
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