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医療統計学:賭博と確率
医療統計学、医療経済学、数学のつぼをたとえ話でわかりやすく解説
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賭博と確率
統計を使って何かを調べようとするとき、その調べようとする物事が「どのくらいの確率で起こるのか」ということが必要になってきます。
つまり確率を理解することは統計を理解するうえで必須ということです。
初期の確率論はコイン投げ、サイコロ投げ、カードゲームのような賭博とともに生まれ、発展してきたといっても過言ではありません。
どうしたら儲けられるかというギャンブラーの切実な願いが、確率という学問体系に磨きをかけてきたわけです。
先日たまたま路上で、「すりやデンスケ賭博が横行しています。被害にあわないよう注意しましょう」という看板を見かけました。
このデンスケ賭博は、移動しやすい台を使って街頭で行う賭博で、円盤の針のさす場所を当てるドッコイドッコイ、タバコの空き箱3個を並べて印のあるものを当てるモヤガエシなど、いろいろな種類があるそうです。
デンスケ賭博をもちだすまでもなく、現在でも、競馬、競輪、競艇、パチンコ、麻雀などのギャンブルが行われているのは、皆さんもご承知のとおりです。
しかも秘密を握る鍵はもちろん「確率」です。
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