医療統計学:平均の限界

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医療統計学:平均の限界

 

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平均の限界

 

             

 

5社の平均月給が全て同じで30万円としましょう。

 

たとえばA社の場合以下のように社員全て月給30万円となります。

 

A社     30     30     30     30     30     30

 

これなら、もちろん問題ありません。問題ないどころか、平均を出すまでもありません。

 

次に、B社とD社の場合、

 

B社     10     20     30     30     40     50

 

D社     10     10     10     40     50     60

 

B社の平均30万円は納得できます。D社もそう言われれば、納得できる数字です。

 

では、以下のC社はどうでしょうか。

 

C社     10     10     10     50     50     50

 

少ない方と多い方の2極に分かれています。しかも、平均月給30万円を実際にもらっている人はいません。

 

これは、ちょっと問題です。「週に平均何回飲むのか」の場合と似ています。

 

最後にE社はどうでしょうか。

 

E社     10     10     10     10     10     130

 

社長だけ130万円もらって、残りの平社員は全て10万円、このような給与システムにもかかわらず、求人広告が、

 

「我が社の平均月給は30万円」と記載していたとしたら、これは問題です。

 

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