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医療統計学:回転寿司の勘定
医療統計学、医療経済学、数学のつぼをたとえ話でわかりやすく解説
運営者の20年以上にわたる医療統計学のノウハウを満載
回転寿司の勘定
たまの臨時収入に浮かれて後輩たちとやってきた回転寿司。
先輩ヅラして「今日は俺がもつから!」と大きく出たまではいいですが、内心は最後の勘定が心配で、ついつい自分は100円の皿ばかり・・・・。
実際、自分がその立場になったらハラハラするのは間違いありません。
そんな思いをしながら食事をする羽目におちいらないためにも、あらかじめ支払い金額をざっくり予想する方法を覚えておきましょう。
まずは、この店の最も高い皿と最も安い皿をチェックします。
これを仮に500円の大トロと100円のカッパ巻だとしましょう。そして、これらを足して2で割り、平均値を出します。この場合はもちろん300円です。
次にメニュー表をざっと眺め、その中で最も多い価格帯を探してみると、250円のネタがいちばん多かったとしましょう。
つまり、これらのことから、この店の寿司の平均的な価格は250〜300円だということがわかるでしょう。
計算しやすく間をとって1皿を280円だとすれば、溜まっていく皿の枚数で途中経過がわかります。
10枚なら2800円、20枚なら5600円、30枚なら8400円・・・・といった具合です。
もちろん、ビールやチューハイなどの飲み物もあるので、こちらはその都度足し算をするしかありません。
この方法を覚えておけば、自分も心置きなく飲み食いできるし、1万円に達するあたりで「そろそろ行くか」とさりげなく締めることもできます。
ただ、計算している様子を感づかれるとセコい先輩を思われる可能性もあるので、勘定はあくまでも自分の頭の中でさりげなく行いましょう。
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