医療統計学:高速道路

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医療統計学:高速道路

 

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高速道路

 

             

 

車で高速道路を走っているとき、空腹で食事をしたくなったり、トイレに行きたくなったりして、次のサービスエリアまであと何分で到着するかが気になることがあります。

 

それを知る手がかりは、もちろん車の速度とサービスエリアまでの距離です。しかし、速度をもとにした計算はピンときませんし、おおまかな数字がつかみにくいものです。

 

これには理由があります。

 

普通、数は「10進法」を基本に考えるものです。

 

ところがこれが時間になると、「60進法」がからんできます。

 

60進法は10進法より複雑に感じてしまうため、どうしても混乱しがちになるのです。

 

たとえば、高速道路を時速120kmで走っているとします。次のサービスエリアまで「あと48km」の表示が出ていたら、およそ何分かかるでしょうか。

 

この場合、基本になるのは「時速60kmで走っていると、1km走るのに1分かかる」ということです。

 

これさえ覚えておけば、時間と距離の計算が簡単にできるようになります。

 

この基本を応用すると、時速が120kmなら、1km走るのに30秒ですむということです。2kmなら1分です。

 

つまり、48kmの距離を走るには24分が必要だということになります。

 

さらにおおまかな目安として、「高速道路の場合、時速80〜100kmであれば、距離を分にかえて、それより少なめ」「一般道の場合、時速30kmであれば、距離のおよそ2倍」の時間がかかると覚えておくと便利です。

 

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