医療統計学:デカルト座標

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医療統計学:デカルト座標

 

                    医療統計学、医療経済学、数学のつぼをたとえ話でわかりやすく解説

 

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デカルト座標

 

             

 

「我思うゆえに我あり」の名言で知られる17世紀フランスの哲学者デカルトは、哲学者としてだけでなく、数学者としても多くの功績を残しています。

 

X軸とY軸で表す座標もそのひとつで、今でも「デカルト座標」と呼ばれているほどです。

 

ところで、このXやYは数式にもよく登場します。

 

これは、デカルトが著書「幾何学」の中で、未知なる数にアルファベットの最後の3文字であるX,Y,Zを用いたのがはじまりです。

 

つまり、YやZもXと同じ未知数を表す記号だったのですが、この中でとくにXが使われるようになったのは、当時の印刷事情が関係しているとされています。

 

この時代は活字を組み合わせる活版印刷で本の印刷が行われており、印刷所にXの活字がたくさん余っていました。

 

そのため、印刷するとき便利だという理由から、Xがメインになったのだといわれています。

 

もしもYが余っていたら、「容疑者Y」や「Yデー」などといわれるようになったかもしれないですね。

 

⇒    多角形の外角の和

 

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