統計学と医療経済学:不完全競争1

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統計学と医療経済学:不完全競争1

 

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不完全競争1

 

情報の非対称性

 

これは、患者側に情報が不足しているため、価格に対して正当に需要が決められないということです。

 

逆選択(逆に不利なものを選択してしまうこと)が生じる可能性もあります。

 

そのこともあり、診療報酬(算定項目と価格)は国によって決められています。

 

診療の算定項目を定め(運用として、保険が適用される症例かどうか査定・審査されます)、患者にとっての効果(適合性)に関する情報の不足を補います。

 

また、全国的なコスト調査などを踏まえ、各算定項目の点数を定め、価格(診療報酬)に関する情報の不足が補われます。

 

一方、患者側に十分に適切な情報を提供していく必要があります。

 

医療における「インフォームドコンセント」「セカンドオピニオン」などが求められています。

 

そもそも、患者が自ら医療サービスとその内容(治療法など)を選ぶべきであり、そのための努力は怠るべきではないからです。

 

医療におけるインフォームドコンセントとは、医師が患者に治療法のアウトカム・リスクなどについて十分に適切な情報(発症や治療のしくみ、治療成績など)を提供し、患者の同意を得るという考え方です。

 

医療におけるセカンドオピニオンとは、患者が、検査や治療を受けるにあたって、主治医以外の医師に意見を求めることです。

 

患者は、医師の示したいくつかの選択肢から治療法を選択するのですが、医師には、世の中にあるすべての選択肢を示す法的義務はないので、医師の示した選択肢のほかに選択肢がないか、患者は確認する必要があります。

 

インフォームドコンセントは、医師の示した治療法の選択肢からの選択のためのものであり、セカンドオピニオンは医師の示した治療法の選択肢以外の治療法を確認するためのものです。

 

また、現実には、医師の能力にも差があることも、セカンドオピニオンの背景にあります。

 

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⇒    不完全競争2

 


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