医療統計学:濃度の計算

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医療統計学:濃度の計算

 

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濃度の計算

 

             

 

花粉症の時期になると、ひっきりなしにくしゃみや鼻水が出たりと、とにかく不快な鼻の症状を訴える人が多くなります。

 

そんな症状を抑えるのには、「鼻うがい」が効果的と言われています。

 

鼻から水を吸って、鼻の穴に入り込んだ花粉を洗い流します。

 

このときに、使うといいとされているのが、「生理食塩水」です。

 

人間の体液には塩化ナトリウム、つまり塩が含まれていますが、生理食塩水はその濃度とほぼ同じ約0.9%の食塩水のことをいいます。

 

それでは、実際に0.9%の食塩水を自分で作ってみるとき、たとえば500mLの水には果たして何gの塩を加えればよいでしょうか。

 

食塩水の濃度を求める公式は、「食塩水の濃度(%)=食塩g÷(食塩g+水mL)×100」です。

 

そこで、この場合は「0.9%=食塩÷(食塩+500)×100」となり、食塩の量は「約4.5g」になります。

 

食塩の量を「x」とした1次方程式に書き換えると計算しやすくなります。

 

ところで、この0.9%の濃さの食塩水をなめてみると、ちょうど薄味のすまし汁のような味がします。

 

しょっぱさが気にならない料理の基本となる味付けになるわけです。

 

生理食塩水は薬局でも買うことができますが、水道水を一度沸騰させて冷ました水を使えば、家庭でも作ることができるのでこの割合を覚えておくと便利です。

 

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